アンビグラムの作り方 - Ambigram Laboratory

左右対称の文字同士を鏡像アンビグラムにする3つの方法

以前、左右対称の文字同士をmirrorタイプのアンビグラムにするのは非常に困難であると書きました。それでも何とかしたいときはどうすればいいでしょうか。左右対称ではない部分を見いだせればいいのですが・・・

そういう時には次のことを考えてみましょう。何とかなるかもしれません。

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空条承太郎(0)

創作編の最後に重要なことを書いておきましょう。

今回いただいたお題の「空条承太郎」は3つのタイプそれぞれ完成させることができましたが、これは運が良かっただけです(MISDIRECTIONさんGJ!)。どんな文字列でもアンビグラムにできるとは限らないということは想像に難くないでしょう。

要するに、アンビグラムにできるかどうかは素材選びにかかっているということです。どういう文字列ならできそうと言えるでしょうか?

私は大抵の場合、「点画の密度が同程度のかたまりが対応付けできるかどうか」で判断します。「かたまり」とは、偏と旁を分解することもあるのでそのように表現しています。

たとえば、銀杏は「金」と「艮」と分け、「金」と「杏」を対応付けています。
聖夜は「聖」の上の部分と「夜」の下の部分を対応付けています。「王」となべぶたは点画の密度こそ違いますが、形状をみてできそうだと判断しています。

あとは特徴的な部分の形がしっかりしていれば余計な点画がついていても読めます。昨日と明日でいうと「日」の部分の形がしっかりしているので、「乍」や「月」がそれなりでも読ませることができます。

アンビグラムのアイディアをいろいろ見ていれば、どんな文字列ならアンビグラムにできるかわかってくるでしょう。


以上の説明は創造的手法ですが、別の手法もあります。

一文字単位で簡単に対応付けできる文字の組をいくつか知っている場合、単語のすべての文字についてその対応付けが可能なものを発見するという方法です。

めんつゆおだまきなどがそうですが、創作という意味ではつまらないですね。


以上でひととおり順を追っての説明はおしまいです。他にも何か知りたい事ややってほしいネタがありましたらどうぞ。



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空条承太郎-mirror(3)

(2) 条承太
中心の文字は決まっていますのでまとめてやってしまいます。
「条」と「太」の対応付けは、今回は(B)のほうを採用して進めてみます。

m-jojo-211.PNG

最初に「承」を作ってしまいます。

m-jojo-212.PNG

「木」と「太」の対応付けの準備として「条」と「太」の位置をずらしました。
「木」と「太」は単純な対応付けです。

m-jojo-213.PNG

最後に「夂」が残りました。どうすればよいかというと、「文字にも読める飾り」に仕立て上げればよいのです。読む方向と他のパーツとの関係で、文字の点画として見えるか、単なる飾りとして見えるか、脳内で自動的に補完されます。

まずはこうしてみましょう。

m-jojo-214.PNG

他の字画を利用すればより自然です。
残りの部分を処理するために全体で考えます。

m-jojo-215.PNG

全体を眺めてみると、「空」の傾き具合と「ク」の部分が似た雰囲気ですね。つなげてみましょう。

m-jojo-216.PNG

右側で文字っぽく見えないように、ちょっと巻いてみました。これでも「条」には見えますよね。
今回は最後の調整までやってしまいます。

m-jojo-217.PNG

飾り部分を立体的にしてみました。


inversion、totemと比べると、一番安定感があるでしょうか。もし「空条承太郎」のエンブレムを作るとしたらこれですね。

(3) おさらい
新たなテクニックをおさらいしておきましょう。
・いろんな対応付けを思い浮かべておけ(「条」と「太」)
・余った部分は飾りにしろ(「条」と「太」における「夂」)
・飾りは独立させずつなげてしまえ


以上で、空条承太郎編はおしまいです。


もうちっとだけ続きます。

(続く)




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空条承太郎-mirror(2)

(1) 空/郎
文字を並べてみるのは同じです。

m-jojo-201.PNG

上から対応付けてみましょう。位置や長さの調整もやり方は同じですね。

m-jojo-202.PNG

穴冠部分を決めてしまいましょう。

m-jojo-203.PNG

おおざとの省略はtotemでやりました。
残りの部分も一気に対応付けましょう。

m-jojo-204.PNG

inversionのときと同様に、「空」のバランスが悪いので傾けてみます。

m-jojo-205.PNG

「郎」も微妙な出来ですが、後で考えましょう。

続いて「条承太」を一気にやります。

(続く)



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空条承太郎-mirror(1)

「空条承太郎」をmirrorタイプで作ります。
縦型はinversionと似た感じになりますので、横型をやりましょう。

最初の分析は横型についてあまり考えていませんでしたので、もう一度考えてみます。

両端の文字から順に対応付けていきましょう。
「空」と「郎」は、inversionでもやったように字画の密度が同程度なので文字単位で対応付けます。
次に「条」と「太」です。inversionでは「条」を縦に分解して対応付けましたが、横型ではそのテクニックが使えません。ちょっと保留しておきましょう。
最後に「承」が中心にできるかですが、左右対称に近いので大丈夫でしょう。

ということで、「条」と「太」が何とかなればうまくいきそうです。どうすればうまくいくでしょうか?
次に考え方の例を示します。いくつかパターンを考えておいて、全体のバランスをみてどれを採用するか決めるのがよいでしょう。
また、いくつかの対応付けを思い浮かべておくことで、全体として考えたときに閃くことがあります。

(A) 「夂」と「大」、「木」と「、」
「夂」と「大」は両者とも左右のはらいがありますので、自然な対応付けでしょう。うまく形づくりできるかは別ですが。「木」は「*」の形にして大きさを調整すれば何とかなるかもしれません。星型なら「スタープラチナ」にふさわしいですね。

(B) 「木」と「太」、「夂」は・・・
「木」と「太」も形が近いので対応付けとしては自然です。しかし「夂」はどうすればいいでしょうか?こちらを採用したければ何とかしなければいけませんが、何とかなるのです。私の過去のデザインでも使っているテクニックです。


分析はここまでにしましょう。文字単位で対応付けることが決まりましたのでさっそく対応付けに入ります。

(続く)



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